こんにちは!世話人です。
3月最終週に、広島↔東京 日帰り「ためまっぷ」の事業活動説明&地域活動調査を行いました。

事業活動説明

・大手流通関連企業様 (Crewwエントリーより)
日本財団ご担当者様
有限会社ロッキングホース 代表 森部様
事業活動を説明し企業、団体の方から貴重なご意見、先々の大きなつながりをいただきました。感謝です。

地域活動調査

そして地域活動の調査ですが、皇居を中心にした千代田区での地域活動の調査?視察?チラシ捜索?を行いました。
今回は小雨の降る中、約7kmを自転車で周り各施設の地域活動情報を調べて回りました。

高層オフィスビルが立ち並ぶ千代田区に地域活動が存在するのか??もしあれば情報発信はどのようにされているのか?を知るのが目的です。
そして東京駅丸の内から1km少々のところで施設を検索で見つけて訪問、住宅街に比べて少ないながらもいくつかの活動がありました!
ただ、今回見つけた地域活動は、参加費が割りと高めであることや、大掛かりなものが多い傾向を感じました。

調査のまとめ

都心中心部の地域活動に関して、
・高齢者向けの情報に偏りがある(育児若者世代向けは全国と比較して少なめ)
・有料のイベントが多め(お神輿体験なども参加料が3千円からなど、社会人向け)
・施設内で置かれている情報量が少ない(地域活動が少ないのか、施設の傾向かは不明)
・向かいに育児研究所があったが、自由に中に入れないためチラシの存在も不明だった。

総評は、短時間の調査(実際の住民の休日の情報探しも短時間しか取れない)では、千代田区での子育てはしづらいイメージを持ちました。
その理由として、互助を感じるワクワク感のあるイベントが(当日は)見つけることができなかったことにあります。住民というよりは、区外の公共施設での企画などが地域住民の行き場である、地域交流の場がかなり少ないように思います。

千代田区の住民人口は6万人、14歳以下は7千5百人、高齢化率は19%で育児家族はけっこういます。区の面積のうち、約15%の皇居の緑地、国会議事堂や首相官邸などの広大な敷地の施設群、官庁街とオフィス街が占めており、住民の交流の場はすぐには見つからない状況。この地域の住民の方々が、どういったコミュニティに参加しているのかとても興味深いところです。

また施設に利用者が少ないのは全国どこでも同じですが、こちらは午前11時頃の30分ほどの滞在時間中にも住民らしき方は一人も来られませんでした。
情報流通の視点からも、広報誌も含む紙の印刷物が期限を過ぎたら大量に焼却処分で廃棄される循環は、費用対効果の面でも大きな課題だと感じました。