こんにちは。世話人です。

先日、宇部市でのCOG2016 の応募と合わせて、応募者のプレゼンを行ってまいりました。
COG2016の詳細は、週刊ダイヤモンドの記事でわかりやすく説明されています。
公式Facebookでもお伝えしました。
これらの活動を通して感じたことがあります。

 

地域課題が何か

 

地域活動家も、自治体もあまり把握されていないように思います。

それは

「地域活動が本当に無くなること」

です。

様々な地域活動がありますが、それらが偏りながら徐々に無くなっていくことです。

なぜ無くなるのでしょうか? ・・・客観的な立場から、活動情報が見られていないからです。
そのため新しい人は増えず、活動者は疲弊して少しずつ縮小していきます。

見られ安い情報の流れ(チャネル)に載せられていません。
地域の活動は、自治体が主催したり支援している活動の多くが含まれ、それらは他の地域活動と同じくとても見づらい状況です。
現代の見やすさでは、WEB検索がそうであるように5秒程度で見れないとあきらめて見なくなります。
団体名も活動名も知らない。検索でもSNSでも出てこない。(SNSは同じ知り合いのものばかり出てくる、、流れて消える)
見えなければ参加もできない。人が存在していない砂漠と同じなのです。

より情報にアクセスしやすい「ネットの世界」に人の関心と時間が流れ込みます。
そうなると「地域」自体が薄れて、そこに住む必要はなくなります。
働けて、お金をかければ買い物や便利なサービスがある都市部に住む方がよくなります。
人が少なくなると参加する人も少なくなり活動も消えていきます。

過疎のスパイラル、地域活動の消滅の原因の一つはそうやって起こっていると感じます。

残していく未来には、決してお金目的だけではなく、無料のイベントだけでもなく、つながれる場を見えるようにしていくことが重要なのだと思います。

いろいろな地域活動家の方たちにも自治体の方にも、その課題をもっとお伝えしていこうと思います。