2018年1月18日付の広島経済レポートに、ためま株式会社代表の記事が掲載されました。
声の出せない人の代わりに
2014年に生活圏の子育てや 趣味の活動、イベント、セミナーな どの情報を瞬時に受発信できるスマホアプリ「ためまつぶ」を始めました。このアプリは、今まで回覧板などで一部の人だけに伝わっていた地域活動を、転勤してきた転居者などでも簡単に見つけられるインフラを整え、地域のつながりづくりが狙いです。いじめや育児ノイローゼ などで悩む人が思い詰める前、情報が届く社会を実現したい。
サラリーマン時代、子どもをよ く町の大型ショッピングセンターで遊ばせていました。子どもにその場限りの友達はできますが、お互いを気に掛けるような継続的な関係は築きにくい。子どもがアレルギーで一晩中泣いたり、しつけ で悩んでいても相談する場がなかったのです。今、核家族での育児や他に協力者がいない介護など、さ まざまな“孤立”により、幼児虐待や孤独死などの痛ましい事例が相次いでいます。これらは地域の助けがあれば、防げたかもしれない。子どもは自分で助けを求めることはできません。 そうした「声の出せない人の代わりになる」という気持ちを座右に置こうと決意しました。
昨年はコープこうべとの連携など、活動が拡大。地域活動に積極参加する高齢者が増えれば、地域の活力にもっながるはず。困難も多いですが、この事業に人生を懸けるつもりです。
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